大正12年
船頭小唄
野口雨情 作詞
中山晋平 作曲
おれは河原の枯れすすき
おなじお前も枯れすすき
どうせ二人はこの世では
花の咲かない枯れすすき
死ぬも生きるもねえお前
水の流れに何変わろ
おれもお前も利根川の
船の船頭で暮らそうよ
枯れた真菰に照らしてる
潮来出島のお月さま
わたしゃこれから利根川の
船の船頭で暮らすのよ
なぜに冷たい吹く風が
枯れたすすきの二人ゆえ
熱い涙の出たときは
汲んでおくれよお月さん
どうせ二人はこの世では
花の咲かない枯れすすき
水を枕に利根川の
船の船頭で暮らそうよ