大正6年
さすらいの歌
行こか戻ろか
北原白秋 作詞
中山晋平 作曲
行こか戻ろか北極光の下を
ロシアは北国はて知らず
西は夕焼け東は夜明け
鐘が鳴ります中空に
泣くにゃ明るし急げば暗し
遠いあかりもチラチラと
とまれ幌馬車やすめよ黒馬よ
明日の旅路がないじゃなし
燃ゆる思を荒野にさらし
馬は氷の上を踏む
人は冷たしわが身はいとし
町の酒場はまだ遠し
わたしゃ水草風吹くままに
流れ流れて果て知らず
昼は旅して夜は夜で踊り
末はいずくで果てるやら