娘は花をまとっていた

増永直子 作詞
海野こうじ 作曲

娘は花をまとっていた
髪にも肩にもその腕にも
風に乗って駆けていった
春を抱いて消えていった

娘は光をまとっていた
肩にも頬にもその両手にも
虹の橋を渡っていった
夏を抱いて消えていった

娘は枯葉をまとっていた
胸にも首にもその脚にも
小枝に乗って飛んでいった
秋を抱いて消えていった

娘は小雪をまとっていた
頭に背中にその瞳に
涙に乗って流れていった
冬を抱いて消えていった

愛に気付かぬ娘たち
何も知らずに消えていった